新年最初の月例会がありました


 新年最初の月例会で、嬉しいことがありました。
 会員の何人もの子どもたちが、とてもいい顔で、気持ちよくあいさつをしてくれたことです。ある女の子は、私の名前を後ろから何度も呼んで、ニコニコしてあいさつしてくれました。
 あいさつは、生きていく上でとても大切な、人とのやりとりの基本になるものです。相手のことを意識して、相手に自分の存在と「今日もよろしく」という思いを伝えるものです。「今日、ここでこんな風にあいさつして」と誰も教えていないのですが、彼女が自発的にその気持ちを持って、あいさつをしてくれたことに、感激しました。最初にこの訓練会に来た頃は、会場に入るのも訓練を受け入れてくれるのも難しかったのですが、回を重ねるごとに、確実に成長していく姿を見ることができ、続けてくださる保護者の熱意と、支えてくれるボランティアの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになります。
 訓練終了後の研修では、税田先生、畠山先生より心理リハビリテイション全国大会の報告があり、「動作法のエッセンスを日常場面にどう生かすか?」「子どもたちの自ら『やってみよう』と言う気持ちを後押しする声かけは、どのようにしたら良いか」等、話をお聞きしました。
 1月29日には、きょうだい支援の学習会、2月には本人の自立と社会参加を支援するための学習会、そして2月の月例後は動作法の事例報告会を予定しています。詳細が決まったら、またお知らせします。
 今年も、多くの会員さん、ボランティアさんのご参加をお待ちしています。